ロールモデルは重要である。
弊社では、若手がどんどんやめている。
若手で集まり話題となるのが
・役職は、半数以上が他社からの転職組
・上司の御意向による場当たり的な異動
・会社のビジョンと反し、部長クラスの個人的趣味による業務の選択
である。
社内を見渡すと、若手一優秀だった先輩は残ってる。
そこの違いは明角で、ロールモデルと言える人間がいるか否かである。
彼の場合、直属の上司が本社の幹部に上り詰めた。一方、転職していく人間の上司を見ると、
・キャリアと無関係の部署への50代での異動
・転職
である。社内に残りどのようにキャリアを築くのか、どのように成長していくのか、ビジョンを描ききれなかったのであろう。
もちろんアサインされた仕事の質やその他の環境もあるだろう。しかしながら、どのような仕事でも自分の目指すべきゴールの有無でその取り組みや成長も異なるではないか。
アウシュビッツでは、午前に穴を掘り、午後に埋めるという生産性のない作業を命じられたともいう。
ロールモデルなき仕事はまさにこれに当たるのだろう。