ひと

突然の事故により父を亡くし、母までも突然亡くした柏木聖輔。頼れる身寄りもなく、東京の大学を中退する。ひとつの出会いから商店街の惣菜屋で働かせてもらう。様々な縁の中から自分の人生を定め、譲れないものを見つける。

 

感想

人物の描写にとてもリアリティがある。

同じ対象を見ていても、その価値は人それぞれであることを気づかせてくれる。最後の終わり方にとても爽快感があり、暖かい気持ちになる。