どのように生きたら自身の人生を悔いなく、豊かに終えることができるだろうか。
それを成し遂げるために有用な情報が散りばめられた書籍だった。
まずは日本の情勢として、"どこにいても一緒"
だった時代から、どのような場所にいるかによって豊かさが変わる時代にシフトしたという状況変化が述べられており、非常に納得感があった。
我々がコントロールできるのは時間資本だけである。人生とは、この時間資本を、人的資本、社会資本、金融資本に変換していくゲームである。これらの資本は人間の幸福につながっているため、つまるところこれらの総和を最大化していくのが人生である。
仕事による金融資本の築き方に焦点を当てれば、時間資本→人的資本(自身の能力)→社会資本(人とのつながり)→金融資本、という流れになる。この過程でどのような人的資本を築くかが今の時代は特に重要である。
なお、ひとつだけ注意しなくてはいけないのは、我々はいつ人生が終わるかわからない。そのため、"楽しみは老後に"と思っているうちに、人生が終わってしまうかもしれない。いつも、つねに、これらの最大化を目指すことが肝要である。
さて、平均寿命から考えると人は80数年生きる。これらを四季に例え、自身がどの段階に位置するかを考えて行動することが重要である。もちろん人生の四季は人によって異なるが、大まかな目安はある。そして、どの季節にどのように振る舞えばいいのかは、概ね共通である。これは、自身の人生の選択で迷った時に一つの指針となるであろう。
そのほか気になったキーワード
・right time, right place
・どこに住むかも重要
・美味しい土地はせいぜい10年。それくらいのペースで場所を変えるべし。
・楽しむは最大の才能
・ライスワークとライフワーク
・自分ならではの組み合わせを見出しブルーオーシャンを探す
・パフォーマンスを上げるのではなく人生に勝つことを目的関数に。
・打率より打数を重視する。
・成功と失敗のリスクベネフィットは非対称
・オプションを減らす意思決定は悪手である。
・なにかを変えたい時は、意識を変えるのではなく、行動を変える
今はピンとこない内容もあったが、50代になって読み返したらまた学びが多そうな本である。
