上達の法則

SNSで推薦されているのを見て購入。

 

本書では、初級者、中級者、上級者の具体的な状態を明らかにし、どのようにしたら上級者になるための道筋を示している。

読み進めて最もしっくりきたのは、上級者になると見え方が変わるという点。言い換えると、解像度が変わるということだろう。

 

興味深かった点は、知識という観点まで掘り下げて、上級者の状態を定義していた。

知識には、宣言型知識と手続型知識があるとしていた。すなわち、言葉で言い表せるものとそうでないものである。野球で例えるならば、”フォークとは落ちるものである”という知識が宣言型知識であり、”フォークはこう投げると空振りがよくとれる”という感覚に近いものが、手続き方知識である。

この知識は、長期記憶として我々の頭に記録されている。考えれば当たり前のことだが、記憶は短期記憶(アイコニックメモリ、ワーキングメモリ)を介してから、長期記憶として定着する。上達するための知識習得も、当然ながら同じ道を経る。そして、このワーキングメモリを介する際に、言語化を経る。

まさに、今流行りの言語化である。

 

 

社内政治の科学 経営学の研究成果

学術的な側面を重視して、社内政治について概説した本。

重要なプロジェクトの遂行、変革を起こしたい時に、読み返したい本。

 

知ってはいたが、社内政治、根回しは決して日本だけの話ではない。世界共通である。

その形、目的意識が多少異なるだけである。

人間同士の営みである以上、当然の帰結である。

 

社内政治はリーダーシップにも繋がる。

以降は気になったキーワード

・リーダーとしての経験が重なるに連れて、「メンバーや組織の成果を上げること」に焦点がうつる。

・起きている事象に意味づけを行うのも社内政治であり、リーダーシップである。

・ミドルマネージャは、どのタイミングで誰にどのような言葉と場で説明するかを判断する必要がある。

・共通目的を作る。

・信頼関係をつくる

・自分の仕事の重要性を売り込むイシューセリング

・社内政治をうまくするには、他者の利害や関心を的確に捉えることが重要である。

・政治力を得るためには、有能さ、構造的ポジション(社内で情報にアクセスしやすい位置にいるか、コントロールしやすいポジションにいるか)、身体的特徴(大きな男性が有利)、パーソナリティ(政治力を得たいと考えているか)

・変革を起こしたい時は、ポジション分析が必要。誰が力を持っているのか、過去の同様の事例で誰が力を発揮したのか、誰と誰のつながりが強いか。

 

人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

どのように生きたら自身の人生を悔いなく、豊かに終えることができるだろうか。
 
それを成し遂げるために有用な情報が散りばめられた書籍だった。
 
まずは日本の情勢として、"どこにいても一緒"
だった時代から、どのような場所にいるかによって豊かさが変わる時代にシフトしたという状況変化が述べられており、非常に納得感があった。
 
我々がコントロールできるのは時間資本だけである。人生とは、この時間資本を、人的資本、社会資本、金融資本に変換していくゲームである。これらの資本は人間の幸福につながっているため、つまるところこれらの総和を最大化していくのが人生である。
仕事による金融資本の築き方に焦点を当てれば、時間資本→人的資本(自身の能力)→社会資本(人とのつながり)→金融資本、という流れになる。この過程でどのような人的資本を築くかが今の時代は特に重要である。
なお、ひとつだけ注意しなくてはいけないのは、我々はいつ人生が終わるかわからない。そのため、"楽しみは老後に"と思っているうちに、人生が終わってしまうかもしれない。いつも、つねに、これらの最大化を目指すことが肝要である。
 
さて、平均寿命から考えると人は80数年生きる。これらを四季に例え、自身がどの段階に位置するかを考えて行動することが重要である。もちろん人生の四季は人によって異なるが、大まかな目安はある。そして、どの季節にどのように振る舞えばいいのかは、概ね共通である。これは、自身の人生の選択で迷った時に一つの指針となるであろう。
 
そのほか気になったキーワード
・right time, right place
・どこに住むかも重要
・美味しい土地はせいぜい10年。それくらいのペースで場所を変えるべし。
・楽しむは最大の才能
・ライスワークとライフワーク
・自分ならではの組み合わせを見出しブルーオーシャンを探す
・パフォーマンスを上げるのではなく人生に勝つことを目的関数に。
・打率より打数を重視する。
・成功と失敗のリスクベネフィットは非対称
・オプションを減らす意思決定は悪手である。
・なにかを変えたい時は、意識を変えるのではなく、行動を変える
 
今はピンとこない内容もあったが、50代になって読み返したらまた学びが多そうな本である。
 

人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

どのように生きたら自身の人生を悔いなく、豊かに終えることができるだろうか。
 
それを成し遂げるために有用な情報が散りばめられた書籍だった。
 
まずは日本の情勢として、"どこにいても一緒"
だった時代から、どのような場所にいるかによって豊かさが変わる時代にシフトしたという状況変化が述べられており、非常に納得感があった。
 
我々がコントロールできるのは時間資本だけである。人生とは、この時間資本を、人的資本、社会資本、金融資本に変換していくゲームである。これらの資本は人間の幸福につながっているため、つまるところこれらの総和を最大化していくのが人生である。
仕事による金融資本の築き方に焦点を当てれば、時間資本→人的資本(自身の能力)→社会資本(人とのつながり)→金融資本、という流れになる。この過程でどのような人的資本を築くかが今の時代は特に重要である。
なお、ひとつだけ注意しなくてはいけないのは、我々はいつ人生が終わるかわからない。そのため、"楽しみは老後に"と思っているうちに、人生が終わってしまうかもしれない。いつも、つねに、これらの最大化を目指すことが肝要である。
 
さて、平均寿命から考えると人は80数年生きる。これらを四季に例え、自身がどの段階に位置するかを考えて行動することが重要である。もちろん人生の四季は人によって異なるが、大まかな目安はある。そして、どの季節にどのように振る舞えばいいのかは、概ね共通である。これは、自身の人生の選択で迷った時に一つの指針となるであろう。
 
そのほか気になったキーワード
・right time, right place
・どこに住むかも重要
・美味しい土地はせいぜい10年。それくらいのペースで場所を変えるべし。
・楽しむは最大の才能
・ライスワークとライフワーク
・自分ならではの組み合わせを見出しブルーオーシャンを探す
・パフォーマンスを上げるのではなく人生に勝つことを目的関数に。
・打率より打数を重視する。
・成功と失敗のリスクベネフィットは非対称
・オプションを減らす意思決定は悪手である。
・なにかを変えたい時は、意識を変えるのではなく、行動を変える
 
今はピンとこない内容もあったが、50代になって読み返したらまた学びが多そうな本である。
 

子どもとの関係がわかる自分の親に読んでほしかった本

結論は、赤ちゃん、子どもを一人の人間として扱いましょう。

 

大人同士でコミュニケーションをとる時、相手が喜ぶように、あるいは、相手に失礼がないように振る舞う。

これは常識だろう。

例えば、レストランで友達を目の前にして、ずっと携帯をいじるだろうか?

 

自分の赤ちゃんや子どもにも同じように振る舞うこと。そうすることで、子どもたちもその姿を学び、その振る舞いが自ずとできるようになる。

 

大人と子どもの違いは、自分の思いを表現する力にある。

大人では自分の思いを的確に表現できるが(できない人もいるが)、子どもは難しい。だからこそ、その手伝いをしてあげる必要がある。

子どもの受け皿になるようにすること、子どもの気持ちを表現する手助けをしてあげること。そして、子どもを一人の人間として尊重し、自分と子どもの間に境界線をひくのだ。

何かを伝える時も、”私が”どう思うかという伝え方をすること。

 

結局は、大人は子どもの手本である。昔からいう、子どもは鏡というのは言い得て妙である。

妻に対してどのように接するか、他人にどのように伝えるか、身をもって教えていかねばならない。

 

そのほか気になったことは以下の通り:

 

夫婦仲は大事である

子どもは両方の親に対して帰属意識を持ち、愛着を抱き、どちらの親も自分の一部であると感じています。自分という存在を生んだ二人のうちの一方がもう一方から旅ったび悪く言われていると、子どもはそれを自分のこととして内面化してしまい、自分のことも「悪い人間」であるとみなすようになります。

判定して断ずるよりも、あなたが目にするものを表現し、高く評価する言葉を口にする方がずっといいのです。

「あなたがその計算にすごく集中しているのが、とてもいいとおもった。」