元上司

今のテーマリーダーをやるにあたり、一部を別のテーマとして分割すべきではないかという議論があった。元上司はあいつの成長のために全責任を任せるべきだと上層部に進言したらしい。

結果、全責任を背負って取り組んでいる。正直しんどいけど、こんなに充実した毎日はない。

考える技術書く技術

 ビジネス文章の作成目的は、読み手の疑問に答えることである。従って、読み手の疑問を把握することが最重要となる。そのための手法として、OPQ 分析が有用である。OPQ 分析とは、読み手のObjective 、Problem 、Question を推測する。次いで、そのanswerとなる文章を書く手法である。この手法をもとに、伝えるべきメッセージを決定する。

 人は、一度に覚えられる物事の数が限られている。そのため、正しく伝えるためにはメッセージを構造化する必要がある。その技術が、ピラミッド化である。

 一般的に、ビジネス文章の論理展開では帰納法を用いる。その際、前提(下部メッセージ)が同じ次元か、前提と結論(上部メッセージ)が論理的に繋がっているかに注意する。

 上記の確認方法として、つなぎ言葉チェックを推奨する。同一のつなぎ言葉(なぜならば など)を各文章の冒頭に組み込み、文が成り立つか否かで判断するのである。

 メッセージ作成のコツは、一文で簡潔に示すこと、読み手のレベルに合わせたメッセージとすることである。

 これらのトレーニングとして、1日1回のピラミッド作成を推奨する。

1分で話せ

考え方

伝えるための基本事項として、誰に伝えたいのか(対象)、どうしたいのか(目的)が重要である。

 

伝える内容

伝える内容は、結論と根拠からなる。結論とは、集めた情報から導きだした、自分の考えである。結論を支える根拠は、3つ見つけるのが妥当である。この情報を相手の脳内に移植する。

 

伝えるためのコツは、

1.前提を聞き手と共有する

2.結論を明確にする

3.根拠を3つ以上用意する

4.根拠と結論の意味が繋がっているか確認する

 

話し方

1.視線は、相手をみる

2.多少の動きをつけながら話す

3.相手と対話するように話す

4.間合いをとる

5.リトル本田(自分の目線、相手の目線、両方を見る第三者の目線)

 

話の流れ

1.Summary  detail  summary 

2.Problem  reason  example  point

 

人に動いてもらうためには

結論、根拠、例示までを提示することで、相手にイメージをさせる

自分の伝えたいことを一言で表現する

根回しをする

 

 その他

1.会議

 必ずポジションをとる(それが仕事)

     何を聞かれているか、落ち着いて考える

2.上司とのやり取り

 会話のキャッチポールを意識する

 お互いの論理のピラミッドを擦り合わせる

上司とのすれ違いで多いパターン 

 課題のスケール感

 課題の時間軸

 ルート道のり

 課題にとりくむ立場

 

ファシリテーションのコツ

1.会議のゴールを決めて、それをコールする

2.議論を広げる

3.特定軸で議論を絞り混む

 

所感

苦手なのは、結論を出すこと

ただし、それが仕事なので、そこで成長しないといけない

 

1440分の使い方

1日に1440分しかないのは誰もが共通のことである。本書は、成功者がどのように1440分を使うのかに焦点をあてた本となっている。

本書では、優先順位(プライベート含)の策定、スケジュール(To Doリストではない)の策定により、限られた時間を効率的に活用することについて、述べられている。

優先順位をつけることで、定時退社に対する罪悪感もなくなる。

生産性をあげるハウツーとして、最も重要なタスクを見極める、同じような作業をまとめて実施する、後回しにしない、ノーと言う、生産性の高い時間に重要な仕事を割り振る、こまめに休憩をとる などがあげられる。

 

伝え方が9割

伝え方次第で、人生は大きく変わる

しかしながら、多くの人が体系だってその技術を学んだ経験はない。

伝え方の具体的な技術として、相手の頭のなかを想像し、相手の好きなことを選択しているように、または、相手の嫌いなことを回避しているように話す。

つまり、相手があることなので、相手の立場にたって、お互いの利害が一致しているかのように話す ということ。

 

 

 

3時間で頭が論理的になる本

 

文章は、イコールの関係、因果関係、対立関係から成り立つ。文章、段落どちらもこれに従う。主語と述語を把握し、どれに対応するか、把握すること。

物事は、帰納と演繹で考える。それにより、論理的な考え方が身に付けられる。