好業績下で人員削減を行う企業が増加している。2019 年にリストラを打ち出した企業のうち、最終損益が黒字だった企業は57%に及んだ。削減人員数は中高年を中心に9000人超と、18年の約3倍に増えた。若手社員への給与の再配分とデジタル化に即した人員の確保を迫られている。業績が堅調で雇用環境が良好なうちに人員構成を見直す動きで、人材の流動化が進む。
人員ベースでは黒字リストラが全体の8割を占めた。特に目立つのが製薬業界である。アステラス製薬、中外製薬は純利益が増加している一方でリストラを行った。
従来の技術や専門性で競争力を保つのは難しいとの判断である。
疑問
純利益は良好でも、営業利益(本業の利益が低下しているのでは?)
所感
流れとしてはいい流れ。
アステラス製薬や中外製薬にとって不要と判断された専門性が、別企業で求められるならば就職先には困らないはず。当社もこの流れに追随してほしい。
個人としては、陳腐化しない専門性の取得とその専門性のアップデートが求められる。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO54332430S0A110C2MM8000?s=3