ブロードキャスト

主人公、町田佳祐は、全国大会出場を目指して、駅伝に取り組んでいた。惜しくも全国大会出場を逃すが、チームメートの誘いもあり、陸上の強豪校に入学する。しかしながら、合格発表当日にあった事故により陸上を続けることができなくなる。入学直後に出会った同じ中学校出身の正也に誘われ、放送部員として全国大会を目指す。

青春ならではの、嫉妬、葛藤、周りからの評判、などが細かく描写された一冊。

 

 

幸福な食卓

少し変わった家族の物語。

父を辞めると急に宣言した父、父の自殺未遂を機に一人暮らしを始めた母、元天才児の兄。そして主人公の佐和子。

人は見えている部分だけがすべてではないということ、不器用ながらも家族を思う姿が見れる物語。

 

 

科学的な適職

本書では、適職を幸福度の高い仕事として定義し、仕事の幸福度をあげる項目として7つ、幸福度を下げる項目として8つをあげている。

仕事の幸福度をあげる項目は、自由、達成、焦点、明確、多様、仲間、貢献があげられる。一方で幸福度をさげる項目は、ワークライフバランスの崩壊、雇用が不安定、長時間労働力、シフトワーク、仕事のコントロール権がない、ソーシャルサポートがない、組織内に不公平が多い、長時間通勤、があげられる。

上記の項目をチェックするためのテクニックも記載されている。

 

 

 

直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍-経営の知的思考

経営判断を行う上での考え方。

事例紹介として、ヤマト運輸 小倉昌男日清食品 安藤百福川崎製鉄 西山彌太郎、ホンダ 本田宗一郎 が紹介されている。

 

以下、気になった事例

最後は神様に託す(小倉昌男

常に考えていると身近なところから直感が得られる(安藤百福

神の隠された手(想定外の難題、それを乗り越える人の力)によって、当初のゴールとは少し違う形で成功する

投資が失敗しても日本には機器が残るので国益になる(ホンダ)

日本の戦後復興には必要な考え方(西山彌太郎)

必要な哲学は、立案する哲学と走り続ける哲学

アプローチは前から小さく。投資するときも一緒。現場の提案は過剰なことが多い。工場も暇にするより稼働率が高い方が活気が出る。

バカなと思うけれども、詳細を把握するとなるほど となる提案が有用。そのためにはそれを支える論理がとても重要。

 

 

 

ただいま神様当番

毎朝同じバスに乗り込む5人。

それぞれに神様当番が回ってくる。

神様からのお願いを叶えるためにそれぞれが日々の生活や考え方を改め、それぞれの日常を変えていく物語。

 

 

 

 

ユダヤ人の大富豪の教え

ユダヤ人の大富豪の教えを書いた本。

気になった箇所は下記のとおり。

 

夢を追いかけるのを忘れて、安定した人生を選んだ人間は、言ってみれば『退屈な人生を生きる終身刑』を自らに科しているのに等しい

人生を信頼すること。必ず助けは来る。人生を信頼できる者にだけ、幸せは訪れる。

 

利害を越えた友情は、世界で一番大切なものの一つ

 

成功したければ自分より優秀な人に囲まれて仕事をしなさい

 

人は人間的な繋がりを感じたときに幸せを感じる

 

良好な人間関係を築くためには、自分らしくいること、人の話をしっかり聞くこと、相手のことを大切に扱うこと、自分の本当の気持ちを相手に伝えること 

 

光があれば必ず影がある

成功者には、大きなトラブルが舞い込みやすい。

 

 

 

 

 

神様からひと言

 

お客様の声は神様からのひと言。

主人公の会社の社訓である。

実態は、見栄や保身の塊だらけの上層部のおもちゃのような会社。

最後に主人公がその実態を暴くストーリー。